台湾第二の工業都市である高雄。

この町には、名古屋・大阪から有村産業のフェリー・「飛龍」が直通している。

ただ、大陸とも近いからか、駅やホテルには万一の空襲時への備えが欠かせないようだ。

台湾旅行ではこの日、台北から台東経由でこの高雄に到着。

時刻は２０時頃。

疲れていた私は、ガイドブックにも紹介されていた、駅前のとあるホテルにチェックインした。

日本語対応ＯＫ（というより、台湾では英語でしゃべると日本語が返ってくる…。なぜ？？）だが、エレベータに乗ると、給仕のお姉さんが

「オニイサン、キュウケイ？」

と聞いてくる。何のことかわからなかったので、「？」顔をしているとお姉さん、言葉を変えて

「ムスメ、ムスメ。」

…日本人って、こんな人ばっかりと思われているんでしょうかねぇ？